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公演迫る

前回の更新からもうあっと言う間に1ヶ月。
最近のバンコクは雨期の終わりかけ。日本みたいなしとしと雨が降る日が続き、涼しくて助かる一方、年中夏といいつつもタイにとっては今が季節の変わり目であり、体調を崩すタイ人も多いのです。と人ごとのように言っていますが、今、私も体調不良です。天気が悪い日が続いて体調を崩すなんてタイ人みたいだ・・。Horさんは雨の中傘をささずに風邪をひいたらしい。てかタイ人が風邪ひく理由ってこれが第一位じゃないの?雨で服を濡らして、クーラーがんがんの室内で過ごす、これが原因。
私の風邪はたぶん遊び過ぎ、飲み過ぎ・・飲み過ぎた夜裸でクーラーの中寝てしまった翌日から体調が悪い。風邪ひくのは当たり前か。
この一ヶ月の間、私には珍しく来客が二人。二人とも3泊ずつ家に滞在してもらい、一緒に食う、飲む、遊ぶの濃厚で楽しい時間であっという間でした。幸い二人とも猫好きで、うちの猫二匹もずいぶんかわいがってもらったようで、客がいない今はなんとなーく猫たちも退屈そうです。

ここに居ると人の出会いと別れが多い日々です。
以前にも書いたソムちゃん(過去日記参考)は、あれから本当にM氏と入籍し、なんと日本にお嫁に行ってしまいました。結婚式は残念ながら私の都合で参加できなかったんだけど、Horさんはちゃんと出席してました。今頃ソムちゃんはM氏の両親と同居して初めての日本の暮らし頑張ってることでしょう。
そしてこちらも以前に書いたH&Mカップル(過去日記参考)は今月入籍して、年末、改めてバンコクに引っ越ししてくるとか!
結婚して去ったり、再来したり、いろんな人生の門出を垣間みます。
私がバンコクに居る間にはHorさんの結婚を是非見届けたいのですが、、どうでしょうかねえ。
せめて彼女くらいあてがわないと後ろ髪引かれるわ〜。
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そんなHorさんは今、人生初めての舞台(!?)に向けて準備中。
私がチラシ絵を担当したお芝居でシーロー運転手役をするHorさん。ちなみにイタリアンレストランのウエイター役に Gigくん。
Horさんはその不器用さゆえのビミョーな間、表情、ぎこちなさがいい持ち味で、素晴らしい存在感を放っています。脚本演出出演をする友人も「Horくんいいキャラだわ〜。ぜひうちの劇団員に!」というほどだけど、当の本人は「人にとっては簡単な演技なんだろうけど、僕は下手で全然できなくて情けないよ・・」と自分の持ち味がサッパリ理解できてない模様。
Gigくんは何をやらせても的確な判断と理解力で余裕という様子。Horさんに演技指導やダメ出しまでし出しちゃって、お前はマネージャーか演出家か?というほどのしゃしゃり出っぷりも笑えます。

あ! ちなみにこちらの公演、予約チケットが全部売り切れて、二日目追加公演まですることに。
なんだかんだ言ってバンコクの日本人社会は世間が狭いということを思い知らされました。
初めての公演が満員御礼って・・外国だと日本人の娯楽ってやっぱり限られてるんだなあ、と。
そしてタイ人出演者の二人は土曜日の出演が無事間に合うかどうかが一番の心配。
だって、土曜日はいつもどおりに仕事に行くって言うんだもの。しかもタイ人って直前じゃないと上司に言わないのね。。(どうせ前々から言っていたって誰も覚えてないんだろ)しかも当日に体調不良とか嘘言って抜け出したりするのかも・・? 演技云々よりもちゃんと当日仕事抜け出せるかどうかが一番の問題なんてチケット買ってくれた日本人たちは思いもよらないでしょうなあ。

12年?13年?振りのサイゴン

この前ベトナム、ホーチミンシティ(サイゴン)に行ってきました。
いろんな人のブログとか読んでて「バッチャン焼のお椀が欲しいなー」と感化され、飛行機飛乗って買い物しに。東京からだったら焼き肉食べに韓国まで、という感覚かなあ?
短期滞在だったけど、バンコクの友人夫婦が現地で友達と落ち合って観光する、というタイミングに合わせて、夕飯だけ参加させていただくことに。
待ち合わせにタンクトップに短パン、ビーサンで向かった先はサイゴンでも高級ホテル、コンチネンタルホテル(そのとき結婚パーティーが開かれるタイミングで周りはドレスアップしてる客ばかり)。連れて行かれたのはナイトクルージングディナーでした・・あああ〜。しかも友達と会うとばかり思い込んで紛れ込んだグループはマレーシア、ベトナム、タイの駐在員が奥さん同伴で集合してのいわば社内ASEAN会食(?)という内容でした。駐在員の同伴者は現役スチュワーデスさんやオーストラリア人とか・・私は一人参加で、しかも会社とは関係ない人間。まあこーゆーこともあるさ。結局3件はしごして飲みました。にしても高い飲み会だったなあ。
今回、私の目的は単に「バッチャン焼のお椀を購入」だったので、バイヤーの様に淡々と買い物をして、カニ料理を堪能して、観光もほとんどせず、あっさり戻ってきました。
一人の移動となるとなんとなくタクシーじゃなくてもいいか、とバイクを利用しました。
すごい日差しと排気ガス。サングラスにマスクも着用したら立派な暴走族スタイルに。
最後の最後、たぶん空港で。デジカメを盗まれてしまいました。ぼったくられることはあってもモノを盗まれたことは初めてでした。あとは5個お揃いで買ったお椀がカバンの中で2個割れてました。
11月にリベンジしに再度行かねば。
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9月は予想通り仕事は忙しくなく、昼寝三昧の日々です。
ただ、ありがたいことにバンコクに短期(約1ヶ月)料理留学/語学留学に来ているTさんという女性をお友達伝いに紹介してもらって、一緒に遊んでもらってます。もともと料理の仕事に携わっているTさんはタイ料理学校ではプロ養成コースみたいな学校に通っているらしく、タイ料理の知識も技術もこちらが教わることばかりです。
それにしてもバンコクに一人で来る女性は結婚していても自由人が多く、美しく、かつお酒の付き合いが良いのが嬉しいです。Tさんの在タイ期間もあと1週間。ついこの前バンコクで知り合ったばかりなのにいなくなってしまうのは寂しいです。

ネパール雑感  2010/08

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ちょうど先月の今頃、お盆休みと称して初めてネパールに行ってきました。バンコクから飛行機で3時間半。バンコクは日本から来る旅行者の乗り換え場所なので日本人旅行者もそこそこ居ました。
ネパールというとインドの喧噪を少しマシにした感じ、とよく聞くのですが、インドを知らない私はこれをもっと酷くしたらインドなのかー・・と。タイと比較するとタイの田舎に人をぎゅっと詰め込んだ感じというか・・。とにかく驚くのはデジタルなモノとの遭遇がほとんどなかったということ。首都カトマンズの交差点ですら、信号機もなく交通整理係のお巡りさんが手信号で車を誘導。歩道と車道の区別が無い道も多く、バイクも車も人もめちゃくちゃに混じり合って、クラクションは常に鳴らし放題、乗り合いバスの車掌は進め、止まれの合図は車体を手で叩く手法。とにかく常に騒音の渦。スピードも出せないほどの密集度なので歩く人の10センチとなりでクラクションを鳴らしまくる車が「どいてどいて」とやってるんだから、歩行者の足をバイクのタイヤが轢いて「いってー!」「わりぃ、わりい(笑)」「ったくーしゃーねーなー(ニッコリ)」なやりとりはそこここで見られる。
にしても、この道に溢れ返る歩く人たちは一体どこから来てどこへ向かっているのか・・本人すらわかってなさそうな人が多すぎる。やること無い人がみんな路上にでてきてしまってるんじゃないかという雰囲気。ちょっとした観光スポットに行くと明らかに野良人みたいな人も多い。観光客を見ると老いも若きも「お金ちょーだい♪」・・ストレートすぎる要求に脱力。
まあここまででも十分伝わると思いますが、いわゆる貧乏な国っていうのは人と人の距離が近いです。物理的にもかなり近いです。男性同士が手をつないで歩く光景はもう当たり前。バンコクだったらゲイと勘違いされるでしょうが、ネパールではこれが普通。何をするでもなくベンチに座る少年たちも何が楽しいのかドミノ倒しのようにひっついて語り合うでもなく、ぼんやりしていたりします。
でも無秩序な街ってここで生まれて育ってても疲れるだろうなあ、とも思いますが。
「貧しい国で社会保険も無いし、年取っても病院にも行けないから祖母が病気してから妹は仕事をやめて看病して・・」と嘆くネパール人に「日本では一人部屋で死んで大家が死体を見つけるっていう老人ってのがけっこういるんだよ」と返すとネパール人は衝撃を受けてました。家族の絆が強い国にとっては老人の孤独死なんてありえないでしょう。実は日本の現状のほうがよっぽどやばかったりするんじゃ・・?
日本がタブーな話題とする性と死と宗教に関してもおおらかな国でした。
ガイドブックには「仏教とヒンズー教の二つが混じり合い見事な調和を保っている国」とありますが、宗教というものが生まれたときから生活の一部なので、どの宗教に対しても寛容な感じがしました。実際「何教を信じてるの?」と聞いても「何でも信じるヨ!」という人も。日本人の「何も信じてない」の真逆の発想です。だから知識の広い博識ネパール人が日本の幸福の科学ってどんな宗教なの?とかオウム真理教ってさー大変だったよねー、とか日本のカルト集団も世界三大宗教と同じ敷居で話してくるのには驚きです。つーかあんたら宗教フェチか?!

久しぶりに大学時代の貧乏旅行を思い出させてくれたネパール。
バンコクは10年以上たって、すっかりバックパッカーには物足りない街になりました。
バンコクにあとどれくらい住めるか・・カウントダウンするつもりで周りのアジア国に早めに行っておかねば。

チラシ絵できたー

以前もココで宣伝した数少ない駐妻友が主催、脚本・出演する公演のチラシ絵が完成しましたー。
自分でもお気に入りの一枚になりました。紙になって手にとるのが楽しみです。
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この機会にバンコクに遊びにきませんかー? 宿と空港送迎付きです。往復飛行機チケットだけでぜひ。

8月は・・なんか急がしかった。タイ語の学校に行かなくなって随分楽になったなー、暇になったら寂しいなーなんて思っていたのだが。仕事もそこそこの量があり、1週間旅行にも出て、日本から来たHorさん友だちと会う機会もあり、1回きりだけどタイ料理のプライベートレッスンにも参加したり。
いい感じじゃないですか!!これくらいの詰まり具合。
ちなみにタイ語はどんどん忘れる一方です。

昨日の夜はマンションのトゥクトゥク運転手ピーサックととその奥さん(近所の別のマンションのメイドさん)、若いミャンマー人警備員ルークプンと同じマンションに住む日本人家族の運転手サティアンと路上イサーン料理屋に飲み行ってきました。もう何度か一緒に飲みに行ってるメンツです。
『マンションの警備員とかと仲良くするなんて駐妻として一番のタブーじゃん!?』なんて日本人友に言われたこともあったけど・・(まさか同じマンションの日本人とも仲良くないのにそのお付き運転手と酒飲んでるとは絶対言えないけど!)私にとっては身近で楽な人たちです。
ここバンコクは金持ちも多いし、貧乏人も多いので、使う者と使われる者のラインもビミョーながらもあったりします。
ピーサックにも会ったことがあるHorさんは「二人っきりで飲みに行ってるんじゃないんだからいいじゃん? ピーサックもいい人だし。ただ、悪い人もたくさんいるんだから気をつけてね」と理解あるお言葉をくれました。

そうそう、こっちに来て思ったようにいかないもんだ、と思うのは当日飲みに誘うってこと。
一人暮らしのときは突然誰かと飲みたくなって「今日の夜、暇?」なんてことをやりとりするのって当たり前だと思ってたんだけど、駐妻ってそれ無理なんだね!!
いつでも誘って!と言ってたビール好き駐妻に「今日どお?」って電話したらNGだったりするんだよなー。ということを他の駐妻に言ったら「当日は・・無理でしょ!」とのことでした。そんなもんか。
その点、住んでるマンションで働く人たちとは誘うのも断るのも楽〜。
今日?今から?いいよーと電話でやりとりしたら、ピーサックの自転車の後ろに乗って5分くらいの近所の屋台で氷をいれたビールを飲む・・なんだか青春だなあ。たいして美味くもない屋台なんだけど。
しかもなんだかんだ言って私がおごっちゃうんだけど。

今朝はピーサックの電話で起きる。「ごはん買って来たからドアの前に置いておいたよ!」と。見たら豚の内臓スープ。美味いけど・・すげーグロテスク。朝からプルップルのレバーとか食べられない。いや、レバーじゃなくてコレ血のゼリーだ・・!
とまあよくわからないモツスープ宅配でした。いらないけど。
そんなこんなで昨日ブログ更新できませんでした。
最近だらだらしてまーす。今月はかなり暇になりそうな予感!

ようこそ!バンコクへ!!

夏休み!!
一年中夏のバンコクに住んでいても感じるサマーバケーション、それは日本からの観光客シーズン。赤シャツデモで大幅に観光客が減ったと言われていますが、結局夏休みに入れば日本人はやってくるのです。円高だしさ。
周りの駐妻さんたちはこの時期日本からの友人来タイで接待三昧という感じですが、私の場合、日本にいる友人とはバンコクでは全く縁がありませんで・・なぜかバンコクで知り合った日本人旅行者と定期的に会っています。そしてこちらで未だ縁がない酒飲み友達ですが、タイ旅行者の酒豪の多いこと!私も日本の夏休みに便乗してここぞとばかりに酒宴に繰り出すことができる期間です。
タイというのは日本人にとって何かを引きつけるものがあるのか、1年に3回(正月、GW、夏休み)来タイするために仕事しているようなサラリーマン戦士も多く、南国に来て気持ちも顔も緩みきって開放感あふれた彼らと酒をかわすのは夏休み気分をわかちあえる喜びです!
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8月頭は日本でタイ語を勉強するMさん(女性)とそのクラスメイトH氏(50代男性)と久しぶりに「テーメーカフェ」へ。と言ってもわからないと思いますが、ここ、去年10月9日のブログに書いたガールズバーです。といっても所詮買うものと買われるものの出会い酒場・・遊び慣れたH氏の強い要望によりまたもや行ってしまいました。でも今回もHorさん連れで。
去年のブログを書いたあとにいろいろ聞いてると、随分ココ、日本人男性旅行者には有名らしいですね。ゆえに女性である私が行ったことがあるというと男性からはドン引かれるんですが。
今回は日本人の若い(!)男性グループなんかもいたりして、夏休みだなーという雰囲気。加えて中国人、韓国人も多いイメージ。白人男性は少なめ。
そこに話しかけてきたタイ人女性。暗がりの中でもわかる顔に走る深いシワ・・お局臭ぷんぷんのどかからみてもおばちゃんです。どうやら私はMさんとH氏をつれてきた日本人ガイドと思われてたようで、普通に世間話をしてきました。
「日本人男性は私みたいな年増は全然相手にしないわ。日本人ってみんな若い子が好きなんだもん」と諦め気味、というか呆れ気味。日本人男性は若い子と付合いたがって、話上手でもないのにその後も束縛するし、正直タイガールにとっては何考えてるかわからないという評価が多い。「私の客は白人。白人は優しいし、自由にさせてくれるのよ」とのことで、おばちゃんにもまだまだ商売のチャンスはあるってことかしら。話し上手を武器に頑張ってほしいです。
その後、MさんにからむH氏だけを残してさっさと退散。その後H氏は無事女の子をお持ち帰りしたそうです。
いろんな意味でハメを外したい要求を全部受け止めてくれる場所、バンコク。こうして観光客はあっさり戻ってくるのです。

Face bookはじめました

やばい!月2の更新を死守せねば!!というわけでギリギリの更新をします。
7月が終わる〜!TBSラジオを聞いていると日本の猛暑の話題が非常に多いです。
日本の皆さんに猛暑お見舞い申し上げます。こちらは本格的な雨期が始まったようで、曇りの時間も増えて暑季よりも幾分か過ごしやすい今日この頃です。

最近GigくんからfacebookというSNSに誘われ、始めました。
このfacebook、世界中ですごい勢いで広まりを見せてるらしいですね。日本はミクシィがあるからか、ほかの国と比べると広まりは遅いとか。
私も始めました、と言いつつもGigくんをはじめタイ人のつぶやき(←なんかtwitterみたいな機能も合わせもってるような)はタイ語だし、参加しきれてません・・たまにタイ人友(日本語ができるのはワンさんとGigくんだけだけど)のぎこちない日本語のコメントがもらえるのに癒されます。タイ人ってメールしても返してくれないから、facebookのほうが何かと便利!私もぎこちないタイ語をfacebook内で少しずつ使っていこうと思います。タイ語を書くと知らない人にはすごい難しいことを書いているような勘違いをされてしまうけど「仕事。」「楽しい。」とかそんなもんのタイ語しか書いてません。
ここではイラストのみなので、facebookには写真を主にした日記を公開していこうかと思っています。もし興味ある方、紹介しますので一報くださいませ。Gigくんのイケメン写真も見られるよ!
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7月といえば、私の誕生日月でもあります。
今年もHorさんたちに祝ってもらいました。どハデなカラフルなケーキにろうそくたてて、みんなにハッピバースデーの歌を歌ってもらってお願いごとを言ったらろうそくの火を消す、というマニュアル通りの誕生日のお祝い方も2年目にして随分慣れました。
慣れたといえばアホみたいにマズいタイのケーキにももう驚かない自分。ノルマンディーの最高級フレンチレストランで出されるケーキですら、日本のケーキに比べたらなんてこたーないと思う。
恵比寿でトシヨロイヅカのケーキを買い食いしていたなんて、今思うとどんだけ自分の身分がわかってなかったんだろうと思う。
さて、今回はタイスキチェーン店のMKで、Horさんとその姉アジェーと、二人の姪っ子ヌイちゃんの3人にお祝いしてもらいました。このヌイちゃん、先月まで北京の大学で10ヶ月の語学留学に行ってたという元気な26歳。語学の勉強が好きなようで、中国語だけではなく、日本語にも興味津々で、ひらがなも書けるし、中国語もできるので漢字も得意。何でもハキハキと言う彼女はおじであるHorさんにも「ねえ、何年日本語勉強してんのよ!? 2年半でしょ?まだ日本語全然できないじゃん!!」と言い放ち、Horさんもたじたじの様子。
Horさんは9人兄弟で、Horさんは末っ子の9番目。アジェーは8番目。ヌイちゃんは2番目のお姉さんの子なんだとか。一番上のお姉さんにはHorさんと同い年の子供もいるってんだから、お父さんは同じ年に子供と孫ができたってわけなのね。すごいわ。ちなみにそのお父さんは今年88歳。華僑のお父さんは頭に血がのぼると中国語で怒るらしい。

話がまた変わります。
最近の私。レーシックをして眼鏡のない顔になり、髪がいつのまにかショートカットに。美容室でいつものおかまちゃんに切ってもらおうと思ったんだけど、もう彼女は辞めていて、まことちゃんみたいな刈り上げヘアのおネエ美容師にやたら襟足の長いショートにされてしまいました。
という今の私、なぜかタイ人からすごく好評です。久しぶりに会うタイ人からも「キレイになった!」とか言ってもらえるんだけど・・タイ人好みの外見になってるだけだよねえ。なんだか複雑な気分です。

賭けワールドカップ

いよいよ今日で終わりのワールドカップ。
私たち外国人が住むような高級マンションなどには英語や日本語の番組も放送する衛星ケーブルテレビが見られるようになっていて(うちのマンションは有無を言わさず入居者は加入させられ、月々かなりの料金を取られている。日本でいうスカパーみたいなもんかなあ?)、映画チャンネルやらスポーツ専門チャンネルなど放送しているので、ワールドカップも多分全試合見られたはず・・?だが、いざ、初回日本戦を見ようとしたらテレビは砂嵐。いったいどういうこと?
タイ語の先生に「昨日、サッカー見られなかったんですけどー」と問うたら「そりゃそうだわ」と。
どうやら、うちも契約している通信最大手衛星ケーブルテレビ会社が、FIFAから放送権を得ずにほかの通信会社からの転売によって勝手に放送していたというのだ。それがFIFAにバレて3日目くらいからタイの衛星電波を切られちゃったとか! うーん・・タイってそーゆー国!
ただこれ、先生からタイ語とジェスチャーだけで説明してもらった情報なのでどこまで合ってるかわからないけど、多分そーゆーことを言っていたと思う。
というわけで、衛星放送ではサッカーは見られず、みんな普通の放映でサッカーをみるしかなかったらしい。衛星放送に加入している人たちはこぞって普通の放送用テレビアンテナを買いに走ったんじゃないかなあ。ちなみにテレビアンテナ自体は200バーツ、600円くらいで買えるもんだったみたいです。
タイは出場していない国だけど、みんなサッカーの話題で持ち切りでした。
というのもワールドカップで賭けサッカーをしているようで。とにかく賭け事が好きなタイ人は、負けた分の金を払えず身体を売って返す(男女ともに)というギャンブル中毒者も少なくないようです。
もちろん賭けサッカーをしてない人も単純に楽しんでいて、何かと話題にのぼることが多かったです。
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こちらのイラストは数少ない駐妻友人に「よく見かけるバンコク駐妻像」イラストを、と頼まれて描いたものです。もともと日本で劇団を立ち上げてプロデュースをしている彼女が、バンコクで駐妻をネタにした公演をするとのこと。ぜひとも協力したいと申し出て、公演チラシイラストを担当させていただく予定。友人Horさん、 Gigくんはタイ人役として出演予定!興味のある方、ぜひ日本から見に来てください。
公演企画書用に描いたこのイラストを解説すると
・シーロー
駐妻が利用するタクシー的な乗り物です。
タクシーよりシーローが好まれるのは、密室じゃないのでいざというとき飛び降りて逃げられるとか言われています。あとは、日本人が住むマンションの地理にやたら詳しく、マンション名を告げるだけで送り届けてくれる。だけどクーラーはないし、道路の排気ガスがそのまま直撃するので、快適じゃないと思うんだけど。。中には「おかかえシーロー運転手」なるものがいて、奥さんの電話ひとつで迎えにきてくれるシーローもあるとか。料金は交渉制。ちなみに私は1年半以上住んでいて2回しか乗ったことがない。絶対メータータクシー派!
・フジスーパー
バンコクに3店舗ある日系スーパー。日本食材が一番安く手に入る。1号店の前にはシーローがたくさん止まって買い物帰りの奥さんを待ち構えています。
・フリーペーパー
日本人のための日本語フリーペーパーの種類は東京の地下鉄並みの豊富さ。
広告はかなりかぶってるけど、誤字脱字も多くてイライラさせられるけど、毎回手にとってしまう。
駐妻の情報元です。
・マクラメ
奥様の定番習い事の一つ。手でひもを編んでバッグや帽子などを作るそう。自作マクラメバッグを持っている奥さんも多いと聞きました。前から聞いてはいたんだけど、私は先週初めて本物を見る機会がありました。今後注意して他人のバッグを観察してみようっと。
・デカヒールサンダル
バンコクの道はガタガタなところが多いので、細いヒールだと危険なので、ヒールを履くとなると必然的に太いヒールに。

顔のホクロは友人のリクエストで特に意味はないです。
それにしても、駐妻と全然溶け込めてないので、当事者のハズなのになんだか他人事・・こんなハズじゃなかったんだけどなあ。

わかるけど説明できない日本語

この夏、ドラマ化されるんだ〜!>「日本人の知らない日本語」
というのをテレビ誌の仕事でもらったデザイン初校で知りました。
このエッセイ漫画、タイ人のワンさん(以前日記にも描いた日本語ペラペラ女子)も愛読していました。
私も周りの日本語を勉強するタイ人から質問される日本語にもいつも困っています。
漫画版「サマーウォーズ」を読んでいたワンさんからは「『余裕ない』ってどういう意味?」と問われたことが。漫画の場面を読ませてもらうと主人公が背を向けて「(悲しすぎるコトに直面して)それどころじゃない、そーゆー気分(テンション)じゃない」という意味での「余裕ない」というシーン。
タイ人にはこの感情、わからないみたいです。まず落ち込んでいて一人になりたい、ほっといてくれ、という気持ちはタイ人には無いらしく、失恋して悲しすぎるときどうしたらいい?と問うたら「友達とショッピングに行くのが一番よ!」という回答を得るでしょう。楽観的すぎるでしょ!とも思いますが、極端な場合、失恋→自殺というのも大変多いケースで、悲しみにに暮れる友人を一人にしちゃいけない、という気持ちが働くのかもしれない。
日本人的「余裕が無い」気持ちは適当な言葉がなく「時間がない」とか「悩んでいる、落ち込んでいる」という言い方に言い換えて説明すると、プライベートという概念が薄いタイ人には「それは意味が通じない」ということらしい・・。最近のバンコクっ子ならまだ分かってくれる感情だと思うけど、地方出身者になると納得してもらえるような答えはできなさそうです。

他にも日本語勉強中のプルーンさん(女性)からの質問。日本人二人の会話
A「結婚してますか?」
B「一応ね」
タイ人からすると、この「『一応』って結婚してるの?してないの?どーゆー意味!?」となるわけです。これも答えには窮したんだけど、一言で言えば「結婚しています」という答えなんだけど、、うーん、このBさんは今配偶者とケンカでもしてるのか?それともさらに新しい恋人が欲しいのか?理由はわからないけど結婚していることにあまり良い思いを持ってない答えというか・・という説明しかできませんでした。
他の人に聞くと「みんな結婚しているように私も当然しているよ」というニュアンスじゃないか?とも言われ、そういうこともあるか〜!と後から思いました。外国人にしてみれば「してます」「してません」のどちらかの答えが帰ってくると期待したら突然の「一応ね」はどう反応したらいいか困るでしょうなあ・・つーか日本人でもこの答えは反応しにくいわ!
最後にHorさんからの質問。「今日は何時に寝ますか?」と問うたら「テキトー」という答えが返ってきたという。このテキトーとは何時だ?という。。これは明らかに答えた日本人がいけません!カタコトの日本語をしゃべる外国人にあまりいい加減な日本語を使わないでもらいたい。でも「この日本語は間違っているよ」と言っても実際日本人同士で使われてたりするので・・日本語の説明は素人には難しすぎます!!
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先週、フィットネスのJAZZERCISE(ジャズササイズ?ジャザサイズ?)なるクラスを初めて参加してみました!
このクラスの先生が本当にカワイイ〜! 見た目は山咲トオルに北村一輝の濃さ(である下まつげ)を加えたようなおネエ系。
ジャズダンスをエクササイズにしたクラスだと思うんだけど、踊りはいわゆる安室奈美恵のバックダンスみたいなやつ(腰使いが激しいセクシーかつオシャレみたいな)。
この先生ですが、一通りダンスの振りを教えると自己流アレンジを推奨し「セクシーにね!!」としきりに繰り返します。自分が失敗したり(曲の踊り出しを間違えたり)すると「いやあああああーーーーーん!!!」と奇声を上げたり、生徒が遠慮ぎみなダンスをしていると「ちっがーーーーーーーーうわよ!!!」と地団駄を踏んだりしてその度にクラスの雰囲気をあたためます。参加者は7〜8割が女性で、2〜3割くらいが男性だけど、ノーマルな男性はゼロ。先生曰く「ココには男子はいないんだから、みんなハジけちゃって!!」とのこと。先生のノリに誘われて、みんな思いっきり腰をクネらせて汗かいてます。私にとっては初めての動き。とても新鮮です。
水曜の夜にしかないこのクラス。しばらく続けてセクシーダンスを習得しようと思います!

通訳無しレーシック

今、仕事無し!! 来る予定はあるけど、今やる仕事が無いよ〜!
あー焦るなあ。 5月のブログ更新頑張ったなー。

さて、バンコクに戻るのを焦った理由の一つ、先週レーシック手術の予約を入れていた!
はー、ホント間に合ってよかった〜。無事先週の木曜日受けてきました。
レーシックの前に事前検診があるんですが、この時網膜に小さな穴があいているのが発見されてしまい、急遽そっちの治療をしたりもしましたが、無事受けられました。
メガネラブな生活を長く続けて来ましたが、なぜ今ココにきてでレーシックか、というと細かい理由がいくつかあります。
・バンコクで買いたくなるようなメガネ屋がない。信用できるお店が無い。
・タイ人にはメガネ無しの顔のほうがウケ良し。
・暑い。
・持ってるメガネのモダン(耳に掛けるところ)を寝ている間にネコにかじられてしまい、かけると痛い。
・ホットヨガのときにメガネは不便。
以上です。
まあ目が良くてもメガネは楽しめるし。

レーシックを受けた病院は外国人率の高い超高級私立病院。日本語通訳(日本人だったりタイ人だったりするけど)は当たり前に付いてきます。
事前検診でも医師の診断結果は通訳さんが全部説明してくれます。英語ができる人なら医師が直接英語でしゃべってくれるのでしょう。ただ、視力検査など検査をしてくれる看護婦さんとのやりとりは大した言葉も必要ないので、英語とタイ語のミックスでも十分でした。日本人率の高い病院ということもあって看護婦さんもカタコトの日本語が使える人もたくさん。
そして、手術本番。手術室に入るときに扉まで来ていた通訳さんが「通訳、必要なさそうですね!」というので「そうですね!」とそのまま臨むことに。
鎮痛剤やビタミン剤を飲み、いざ手術台に横になった後は目の麻酔やら目薬やらで絶えず目に液体が注がれ、なんだか意識も朦朧・・分かっているつもりでいた「ルームター(目を開けて)」「ラップター(目を閉じて)」の区別も頭が真っ白になってもうワケが分からない。首を動かすな、と言われているのはわかるが、「チャイ(はい)」と答えるときはなぜかいつも首をうなずく癖がついていて、すぐには直らない。一点を見つめているつもりでも視点が定まらなくて「まっすぐ見てー!」と言われても眼球の動きが自分でコントロールできない。いつまでたっても眼球フラフラの私に「ニンニン!ニンニン!」と少々キレ気味で繰り返す看護婦たち。ニンニンって何だよー!ハットリくんか?全然知らないタイ語だし!
朦朧としながらも「ニンニンってまっすぐ見るってことですか?」と問うと「そうです!ニンニン!」って。。ニンニンって一体なんなんだーニンニン・・とハットリ君を思いながら無事(?)手術終了。
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翌日一日検診に行ったら、通訳曰く「先生が思うには無事手術は成功していると思っています、とのことです」とのことなので、なんか引っかかる言い方だったけど、まあなんとかなったようです。
術後一週間顔を洗ってはいけないので、看護婦さんがコットンでの目の周りの拭き方とか丁寧に説明してくれたんだけど、最初は「チナツサン、チナツサン」とか言ってた看護婦さんも呼びにくい名前にしびれを切らしたのか「チナツ!コレね!こうね!」と最終的に呼び捨てに・・
ちなみにニンニン!というのは今日タイ語の先生に聞いたら「動くな、じっとしてろ」の意味なんだそうだ。นิ่ง ๆと書きます。
いやはや、いざ緊張した場面だと自分の脳みそなんてさほど期待できません。レーシックのときは大丈夫だと思ってもそれ以上の備えはしたほうがいいですよ、みなさん!

ちなみに手術費は日本円で15万円+α(事前検査とか血液検査料金とか)くらい。日本でのレーシックはなんだかいろんなコースがあってビンキリがあるけど、平均するとほとんど変わらない値段でしょうか。でもコチトラ、バンコクでも有数の高級病院で受けたので、
(あ、最近のブログでわかりやすい記事を見つけました↓ココです。
http://plaza.rakuten.co.jp/bangkokdesu/diary/201004020000/
ちょっとお得感を感じるかも。

日本でテレビラジオ

バンコクに居ながら日本のテレビ雑誌を定期購読してたり、ラジオのポッドキャストを聞いているので、実は東京の暮らしをさほど変わらない日々を送ってきた約1年半。結局私の生活はどこにいても日本のラジオとテレビの情報で「いつも通りの生活」が出来上がるなあ。

実家に帰ってTBSラジオを久々に正規な手段(安住氏でいう私はリアル不正組・・)で聴く。うちの家族はみんなラジオ好きなので、風呂場にまで防水ラジオを常備しているという徹底ラジオ家族。両親は最近NHK第一放送(特にラジオ深夜便)を聴くことが多いらしく、時間帯によってTBSとNHKの半々。私は未だほぼTBSです。
いつもならラジオを聞かない時間帯に風呂に入り、ラジオを聞いていると、声優のやっているラジオ番組とバッティング。その番組の中で流れてきた曲が「ネコジャンプ」(タイ人双子ユニットアイドル)の歌。日本で風呂に入りながら思いがけず入ってきたタイ語の曲になんかドキリ。
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が、もっと驚かされたのはたまたま見ていたNHK総合の「東京カワイイTV」に突如現れたポンパン先生(タイ語に触れたことがある人にとっては有名。日本人ハーフのタイ語教師、タイ語学校経営者)!!番組内でモテるスタイリングの講習会(その名も「男の婚活塾」!)を紹介していて、そこに来ていた客の一人としてインタビューされていたのだ。「(レザーを身につけるというのが)狩人(かるびと)っていうのがいいですよね!」って・・思いっきり日本語間違ってるのにそのまま使われてる! いろんな意味で衝撃でした。バンコクに住んでなかったらネコジャンプもポンパン氏も全然知らないまま流してただろうなー、、と思うと感慨深いです。

日曜天国でもキラ☆キラでも散々いじられまくっていた「anan」、伊集院光が連載を始めた「DIME」を空港のTSUTAYAで購入。
こんな瞬間に一番「ああ、今私、日本にいるわ!!」と実感します。

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