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Horさんとの関係

先日、お芝居稽古の現場でのHorさんの姿を見ていた演者さんが
「Horさんがちなっちゃんに話しかける姿が『ネエさん、聞いてくださいよぉ〜』みたいな感じで笑える」と言っていたけど、確かに・・最近Horさんは私の手下のように振る舞うのが板についてきたようです。いや、私は全然ボス面なんてしてるつもりはありません。
私がHorさんと出会ったのは、バンコクに来てすぐに通った語学学校で、同じ学校に通う学生として知り合いました。最初のころはバンコクの右も左も勝手もわからない私の案内役としても、タイ語の先生としても張り合いを感じていただろうHorさんでしたが、最近はHorさんよりも堂々とバンコクの夜道を闊歩し、タイ語の勉強もうっちゃってしまった私には、すっかり私の都合の良い相棒としての立場を築かせてしまったようで・・。相変わらず女々しいことを言っていて、その日芝居の稽古に欠席したGIgくんのことを「Gigはさ〜、きっと地方に遊びにいってるんだよー。Gigは友達たくさんいてさー、予定もいっぱいあるよねー」と暗に(僕はちゃんと今日来たよ)アピールしたり。ふーん(だから?)と気乗りのない返事をする私に「ちなっちゃん、นินทา(ニンター)って知ってる?」นินทาとは陰口とかうわさ話とかいう意味。「知ってる。女が好きなやつね」「フフフ、男だって好きな人は多いよ」・・ってだから何!?とまあ、そんな話をブツブツ話しかける姿がまさに「ネエさん〜」な姿なんだとか。
นินทา好きで(?)口も軽いHorさん。「コレ本人に言わないでね!」と言いながら、日本人の友達の行きつけのGOGO-Barやキャバクラの話をこっそり教えてきます。ある日はタイ語のメールを日本語に訳してくれ、と頼まれたプリントを握りしめ、「ああー、これ絶対ちなっちゃんに見せちゃいけないんだけどさー」と言いつつ「万が一訳が間違ってたらいけないから最終確認して欲しい」と見せられたのはキャバ嬢(と言っても日本でいう風俗嬢)から日本人観光客へのメール。どうやらもらったメールがタイ語が読めないから訳して欲しいと日本人に頼まれたらしい。Gigくんなどにも協力を得て訳したが、やっぱり不安で結局私に見せちゃうHorさん。・・しかしね!このキャバ嬢が書いたメールが私、全然解読できないんです。最初の一単語も読めないってどういうこと?!そんなに難しい内容なのか?と思ったら、見事な誤字脱字だらけのメールだったのです。よく見たらプリントの字の上にHorさんが正しい綴りでメール全文を書き直してるし。それくらいしないと読めない誤字だらけのメールってことなのね。(ちなみに私はHorさんの字は読めません。クセがありすぎ)タイ語には同じ発音で違う文字ってのもあるし、声調記号で迷う場面はよくある。話言葉独特の書き方もあるみたいだし、言い訳はたくさんありそうだけど、地方出身(ほぼ断定)のお水系女子の識字がこんなに危ういものとは・・ショックです。タイは地方格差があるなーと感じるのは地方出身者の知識の幼さです。マンションオーナーの若い運転手は「台湾と日本って違う国なの?」と言ってたし、お手伝いさんのワンさんは「娘が韓国人アイドルに夢中なの。だから日本語習いたいって」って言うから「なんで韓国語じゃないのよ?」と返したら「日本語と韓国語って変わらないんじゃないの?」っていう感じです。あれ?地方出身者どうのこうのというより世界では日本の認識ってこんなものってことか?どちらにせよ日本の常識ではありえない感覚です。
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バンコクでは女性が男性のような振る舞いをするトムと呼ばれる人たちとたまに遭遇します。
ナヨナヨしたタイ男子より、ちょっと強引で男らしく、一部の女子はそんなトムに引かれる人も多いようです。実際トムはモテる人が多く、恋人が何人もいたり・・。
Horさんにはトムのお姉さんが一人いるけど、恋人が切れたことないみたいだし。ほんっと、お姉さんに恋人を分けてもらえばいいのに。
そのトム姉さんには「兄さん」と呼ばないと怒られるそうだ。
「ホントは姉さんなのにね。兄さんって言えってさ、へへへ」だって。やっぱりนินทาが好きなHorさんなのでした。
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コメント 2

mimimi

知ってる人がでてくるのは面白いな!!!
Horさんは千夏の舎弟かwww
ちなつの舎弟は私の役目だから、取られないようにしようっとw
by mimimi (2010-11-03 05:51) 

asakurac

今、コメントもらったの知った!!
ありがとー。
まあ、Horさんは舎弟なのかも・・?

今後はちゃんとコメントチェックしまっす。
by asakurac (2011-01-25 02:52) 

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