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収束と帰国

バンコクに戻ってきました〜。あっさり。
結局、日本に帰らねばならない、との命令が下され、とりあえずタイを出て、実家でゴロゴロしていました。私がタイを出るときにはもう鎮火していたので「なぜ今更?」的な空気を背中に感じながらでしたが。
でも、命令で帰るゆえ、命令がないとまたバンコクに戻れない、となると長引くことも考えて・・ということで仕事道具一式をトランクに詰め込むことに。Macのノートパソコン、スキャナ、ペンタブレット、外付けHDを詰め込むとまあまあな重さに。預け荷物の重量制限は20キロとあるけど、22〜23キロでも見逃してくれるのが普通なのかな? ありがたいことにそれくらいは毎回スルーしてもらえています。
結局、帰りの許しはアッサリ週明け月曜日に下ることに。なあんだー、帰らなくてもよかったんじゃーん!とは思うけど、今回の帰国は駐妻の数少ないお勤めということで・・文句は言うまい。
帰りは人づての情報によりタイ人には「歌舞伎揚げ」とか「ハッピーターン」など甘くてしょっぱい系のお菓子がウケ良し、とのことで、そこらへんのお菓子を中心に持ち帰ってきました。
前回はブルボンのバームロール、ルマンド、エリーゼという昔でいう憧れおやつの定番を買って行ったけど、どれも受けがよろしかったわ。
ちなみに日本のチョコレートはテッパン!と聞かされているけど、暑い国なので、あまり持ち帰る気になれないんだけど。
20キロの関門を過ぎたら、後は免税店でいわゆる日本の名菓を重量を気にせず買う。「ひよこ」「東京バナナ」ヨックモックのシガール、おたべの生八つ橋、レーズンバタークッキー・・それぞれ2〜3箱ずつごっそり購入。うーん、何たる贅沢!名菓の大人買い、出国審査を終えると金銭感覚もあやふやになってきて麻痺した感覚でゴッソリ買い込む爽快さ! 誰が食べても美味!日本の菓子の味は世界一って覚えておけよ!!と外国人に叩き込むのであります。
ちなみに自分への土産は亀田の「サラダせんぺい」とカルビーの「ジャガビー」です。
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まあ今回の騒動は私にとっては住んでいる国だか日本から見た外国だかもよくわからなかった。
だって、危険だって言われている場所なんて行かないし、うちが停電するような近さでもなく、結局テレビの中のコトが「けっこう近くね?」くらいで、いよいよってなると「なんか最近やたら不便だなー」てなもんで・・危機意識が低いのか?危機とか以前に意識が低いのか。
それに引き換え近所に住む奥様方の正確かつドラマチックなブログの情報のほうがリアリティ溢れてて、この数日間の私は他人駐妻ブログを見て日々一喜一憂するような感じでした。
そして、デモが終結してからブログには揃って「私ってこんなにタイのことを好きだったんだ!」という締めくくりにハタと我に返る私。「・・うわーなんか冷めるわー」と。あまりにも優等生すぎるブログも読者を萎えさせるね。

状況悪化

うーん・・昨日、目覚めると外は雨。なんとなーく暗い朝を迎えたデモの影響による臨時公休日であります。
UDDデモに関するニュースは主にwebからが多いのですが、その中でも優良なサイトは駐妻によるサイト。なんといっても情報収集力が素晴らしい。日本の家族知人との連絡も密、バンコク市内の奥様ネットワークも強く、旦那の会社との関わりもあって個人と法人両方からの情報が入ってくる。しかも最近の奥様たちは写真が上手なので、下手なニュースサイトを見るより現状がわかりやすい。もちろん報道カメラマンじゃないから危険区域内の写真はないけど、普段の生活から見えるデモの様子なので、在住社にとっては同じ目線からの報道がありがたい。さらにタイ語ペラペラ奥さんに至っては現地タイ人の優秀な運転手だったりお手伝いさんだったりの情報網も駆使して密度の濃い情報をブログにアップしてくれている。さらに自宅にいる時間が増えている今、ネットにつなぐ時間が多いとみえて、更新がマメな奥様ブログも多いので、詳しいデモ情報は「バンコク・駐妻・ブログ」あたりの検索ワードで捜すのもアリですよ。
んで、このサイトもそうじゃねえのか?って言われそうですが、私には駐妻友というのが皆無に近く・・心もとないことこの上無し。
ちなみに昨日ははGigくんから「外に出ないようにね!」と安全確認の電話をもらいました。
昼間は友人とその彼氏(タイ人)と会ったけど、彼氏は「まるでタイじゃないみたい・・」と私たちと一緒にボー然とテレビのニュースを見るだけで、タイ人ならではの情報があるわけではなく。誰もが先の見えない状況に陥っているわけです。

もうこれ以上のことがあると強制帰国の可能性も・・という話にもなってきて「心の準備を」なんて言われたけれど、心の準備云々の前にナノとピコどうすんだ!と居ても立ってもおられず、とりあえずペット病院へ。
掛かり付けの先生がおらず、「日本帰国の準備について聞きたいんですけど」と受付で言うと「日本帰国に詳しい先生がいるから、その先生と話してみて。日本語も少し出来るのよ」というわけで対面した先生はクリスタル・ケイに似た(肌の色からも黒人とのハーフかも)迫力のある先生。いかにも優秀オーラがでていて、白衣に黒いハイヒール、化粧バッチリ、なんだか完璧な雰囲気。
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結局今から準備しても猫と帰国するには8ヶ月は要するということで、急に帰国となったら私一人で帰るしかないのはよくわかった(薄々わかっていたけどさ)。とりあえずIDチップを入れるだけ明日してもらうことに。でもこの先生、なんか自信に溢れすぎてて怖い・・「アジャリー先生(いつもの掛かり付け医)が居るときは彼女に相談したほうがいいんですかね?」と尋ねると「ハ?帰国の準備については私がエキスパートなの!他の病気についてはその先生に言えばいいでしょ!」的な強気な対応にますます「は、はあ〜・・」と言うしかないのでした。
動物検疫についてはなんだかいろいろあって・・調べたり聞いたりしなくてはいけないことがたくさん。。病院側に血液検査などの手続きを任せてしまうと1匹あたり1万6000B、と有無を言わさず告げられたけど、そういうのを自分でやったら5000Bくらいでできるという日本人からの情報も。うーん、1/3の金額なら自分でやるしかあるまい! しかしまあまだ帰国が決まったわけではない。でも、いつかはナノとピコは海外に出るのだ。
そして、昨日からフィットネスもクローズ。この調子じゃ学校もどうなることやら。危険を感じるような生活ではないけれど、予定が立たぬ日々はストレスたまるわ。

バンコクに戻っています

結局日本でブログ更新なんて夢のまた夢・・月2の更新が精一杯です。
日本では体調不良で微熱のまま大半を過ごしました。
寿司屋に行きたかったけど、そんな時間も気力もなく戻ってきてしまったのが悔やまれる・・
が、久しぶりにみんなに会えて嬉しかったです!!お天気にも恵まれて、微熱も手伝いなんだか長い夢を見ていたかのようなふわふわした気分で過ごした約1週間でした。

さて、前回の日記で書きたかったのが、タイ人友人から頼まれた日本の土産品。
日本に帰る3週間前から「日本で買って来て欲しいものってあるー?」と聞いて回って得られた数々の回答。
まず
・アジェー(Horさん姉 37歳):冷蔵庫に貼付けるマグネット
コレ、一番難しくって、最終日の東急ハンズでギリギリゲット。今さらこんなモノ必要になることないもんで。しかも、意外に高い値段にもビックリ。というか選択肢が少ない。「強力マグネット!」みたいな高品質のものしかない。やっぱり今さらマグネットを買い求める日本人は少ないんだろうなあ。
あとはアジェーが好きな七味唐辛子を100均で買って渡しました。
・Gigくん(29歳);ガッキー(新垣結衣)のDVD
コチラ、日本のDVDがタイのプレイヤーで再生できるというわけではないので、予めネットから写真集を買って実家に届けておいた。新垣結衣写真集「まっしろ」。
今回、本当に時間がなくてビックカメラさえもいけず、DVD売り場すら覗けず。写真集を買っておいたのは正解であった!その代わりっちゃあなんだけど、友人かおるがHDDに録っていた新垣結衣出演ドラマ「コードブルー2」をコピーしてもらい(感謝!!)、それも贈呈。
バンコクに帰ってから一緒に写真集鑑賞。とーーーっても喜んでくれていて、私も嬉しい限り。お土産と一緒に写真撮っていい?と聞くと、写真集にキスするジェスチャーまでしてノリノリでした。
・Horさん(31歳):いろいろあーだこーだと言っときながら「ちなっちゃんに迷惑かけるから要らない」
・・まあ、こーゆーめんどくさい男ですよ、Horさんという人は・・。
結局、彼の誕生日が近いのでウエストバッグを購入して、今度誕生日にでも渡そうと思っています。
・マンションのトゥクトゥク運転手(38歳):日本に行ったことないし、何があるかわかんないっす!
これは彼なりの遠慮の言葉。
・そのトゥクトゥク運転手の奥さん(40歳):オクサン(私のこと)が無事戻って来てくれればいいですから!
出来る家政婦だけあって遠慮深く心を打つお言葉であります。
キレイな長い髪をする彼女には雑誌の付録でついていたシュシュをプレゼント。
・うちのパートお手伝いさん、ワンさん(37歳):日焼け止めクリーム
普段から化粧もしないし、日焼け対策もせず、家族旅行でさらに黒くなった肌に「焼けちゃった〜」と気にしているわりになにもしてないタイ人は多いもの。
マツキヨで買った強力日焼け止めに100均で買った化粧水とパウダーをセットにしてあげた。
娘がいるので、帰りの成田で買った雑誌に付いてた付録のバッグも。
最近の雑誌付録は品質も良くて使えるものが多くていいね〜。
その他・・
タイ語学校の先生たちは動物が好きなので、渋谷の大中で買った猫のぬいぐるみキーホルダーをあげたら大喜び!ちなみに先生たち53歳です。
そして基本的に日本のお菓子は必須!
というわけで、最後の成田空港では全国の名菓を適当に買って、マンションの人達、タイ語学校の先生、もちろんHorさんたちにも、、とお菓子はいくらあってもあげる相手には困りません。
ぎゅうぎゅうに詰め込んで帰ったお土産が全ての人に行き渡り、今やっとほっとしています。

そして、戻ってきてからのバンコク。
特に昨日今日のニュースはきっと物騒なことになっているのでしょうなあ。
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住んでいるものにとっては全てがもう日常です。
私が行っているフィットネスはデモで閉鎖されている地域にあるビル内にも支店をもっており、その支店の会員になっている人たちが、いつも私が行っているほうの本店ビルに通ってきています。
そしてその支店でしか開かれていないオリジナルヨガ(ビクラムヨガ)クラスも本店ビルで特別に開かれることに。
今まで行く機会のなかったクラスだったので、興味本位で一度行ってみました。
普通のホットヨガクラスとの住み分けができているようで、クラスに入ると明かに違う雰囲気。
海ですら水着にならないタイ人がビキニ同然のウエアになって、男性に至ってはほぼ裸という人がほとんど。登場した先生もつるつるに脱毛した肌とピンクの乳首にビキニパンツ一丁という出で立ち。
初めてオリジナルヨガに触れた本店会員には「ビクラムヨガっていうかビキニヨガだよね!」と言われているとか。

今もまだデモがいつまで続くかまだ分からない状況。駅も閉まって電車も利用できないため、本店ビルも早めに閉店してしまった今日。いよいよ私の生活圏にも影響し始めて来ている模様です。

今晩帰国します〜

いよいよ!今晩の飛行機で帰国です。1年4ヶ月。帰りたいとは思ってなくても、いざ帰るとなると感無量〜。うーん、テンション上がるわ〜〜!!

さて、今日のお昼は最寄り駅前の野外食堂にあるカオマンガイ(チキンライス)でした。
ここのお兄ちゃんがもー、とってもカワイイんです。微妙に私のことも客として覚えていてくれてるみたいで、その接客の笑顔がまたサワヤカ〜・・細い目をさらに細めて・・たまらんわ〜。
そして今日のカオマンガイの美しいこと!まるでガイドブックに載っててもおかしくないような見事な盛りっぷりのお皿がでてきて感激!鶏の脂身もしっかり載ったボリュームたっぷりのお皿です。
人によっては「脂身抜きで!」とか「脂身いれてね」など注文するのもアリらしいのですが、毎回店主にお任せの私は鶏の部位はそのときのタイミングでいろいろ。脂身の全くない日もあれば、今日みたいな日も。(私は基本的に脂身は好き!)これって店主の客を認めたバロメーターにもなってるかも?ということは私はすっかり常連の仲間入りになったってことかしら?
ということでこれまたテンションアップな昼食になったのでした。
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さて、いよいよ時間が迫ってきました。
というところで友人から電話・・!アソークの道路封鎖!?
空港までの道のりがちょっと不安かも・・
このつづきは日本で書くことにします。
では行ってきます。

最強KYパワー

今、飼い猫のナノとピコは避妊手術を終え、こんな状態です↓
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いつも元気に遊んでいる二匹ですが、こうなってしまうとお互いじゃれ合うこともできず、毎日ヨロヨロと鬱々と過ごしていて、本当にこっちまで憂鬱になってしまうほど。もう少しの辛抱です。
通っているペット病院は時間によっては日本人通訳もいる高級クリニック。でも、タイミングも悪いし、ほとんどタイ語で(英語もわかんないし)いろいろ説明されています。
先週の日曜日、HorさんとGigくんとラプラオにあるデパートが今UDDのデモで閉鎖中のデパートから流れた品物の大売り出しセールしてるんだよー!とGigくんに誘われて(タイ人もお気楽なもんですな!)ダラダラと過ごしていたら、ワー!動物病院に予約が入っている時間だ!! 焦る私に気を使うHorさん。急いで向うタクシーの中で「時間あるなら一緒に病物病院行く?」と問うと「行ってもいいなら行く」というので通訳にも使えるかも?という期待もしつつ一緒に行くことに。
 さて、ブログを続けている中でHorさんは常連キャラというか1年前くらいから仲良くしている友達なんですが、ちゃんと説明していなかったと思います。なんというかこのHorさん、なんとも説明しにくいタイ人でして・・一言で言うと・・ズバリ!空気が読めないキャラ、と言ってしまうのがいいのでしょうかね。
ガンガン他人(国籍問わず)に声かける気さくなキャラかと思いきや変に控えめで遠慮深いなところがあったりしてまあ仲良くなってしまった今となっては憎めない奴なのですが、今でもよく「Horさん、空気!空気〜読んで〜!」と心の中でストップを掛けてる場面が実に多い、早く言えばめんどくさい男なのです。でも、ビックリするほど誠実なところがあって、暴言を吐いて傷つけるとこっちが反省せざるを得ない、というしっぺ返しがあるんで、彼のめんどくさいことは全て受け入れているつもりです。 
それにしてもベット病院でのHorさんも相変わらずでした。
着くなり病院の受付嬢に「この病院、何時までやってるんですか?」と聞くHorさん。「24時間です」と答えられると「フフフ、24時間だって!セブンイレブンといっしょだね〜!」エリザベスカラーを付けて小さいカゴに入れられ、ストレスフルな猫に夢中な私に冗談を言ったつもりだったらしいが・・うーむ、それ今いうコト?

いざ診察室に入って「今日は友達連れてきました」という私に先生も(きっと通訳代わりに連れて来たタイ人ね)と認識され、タイ語でいろいろ説明する先生の解説をここぞとばかりにタイ語で(結局タイ語!)で私に説明するHorさんに、先生は「もーーー!!ちがーーーーうわよ(怒)!!」とあなた邪魔!!と言わんばかりに怒られる始末・・

猫が奇声を上げ、ばたつく手足を私とアシスタントとで押さえつけ、いざ、先生が手術部の脱脂綿を取って消毒するという一番緊迫する場面ではHorさん一人クッキーをボリボリポリ・・た、頼む!私以外の人がいるところでは少しは空気読んでくれ!!あとなんで診察室の中にクッキー持ち込んでるワケ!?

最近うちの猫が脂肪がつきすぎているから気をつけて、と先生が説明している途中でHorさん
「でもぉー、動物が太っているってことはーいいことですよねー?先生〜?」
「ダメに決まってるでしょ!!」(ビシャリ!)
もー、連れて来てすみません!!という気持ちでいっぱいの反面、笑いを堪えるのが大変でした。

最後にアシスタントから薬の説明を託されたHorさん。・・が、私のほうがHorさんの言っている意味が理解できず、結局私が直接先生に聞いたほうが早かった、という最後の最後までガッカリな結果に。
会計時には「何のためについて来た人?」と問う空気が院内中にヒシヒシと・・が、多分当の本人は分かってないと思うので問題無しでしょう!


春の鬱

今日を逃したら月2の更新すらもままならないブログになってしまう!
というわけでギリギリの駆け込み日記です。
最近はー・・面白いことないなあ。ネタになりそうな話があったんですが、断ってしまった・・
その誘いというのはタイ人彼氏を持つ友人(日本人女性ね)が彼氏の付き添いで徴兵くじ引き会にイサーン(東北地方)に行く、というので面白そうだから行こうかなーと思ってたんだけど。
タイ人男性は20歳になると生まれた地元に戻って徴兵(軍隊訓練2年間という兵役)をするかしないかのくじ引きをするという。志願兵が多いところは当たる(徴兵される)確率も低いらしい。イサーンはどれくらいなんだろう。半々とか言ってたかなあ。
本人はもちろん家族も徴兵に行かないようにお祈りしたり、占いに行ったり、それはもう人生最大の分かれ道と言ってもよい大イベント。くじ引き会当日は家族総出(日本人の彼女はすでに家族からはヨメと呼ばれてるしー)で里帰り。しかも彼の地元は空港もないような場所らしく、夜行バス13時間往復、一泊する場所は親戚の家。水シャワー、床雑魚寝が必須。バス泊に挟まれた宿泊が床寝ってのも・・しかも最悪水シャワーじゃなく貯めた雨水での行水なんて可能性も・・?
となると家族でも彼女でも無い私(家族とも会ったこと無いし!)がわざわざ行く所かどうか・・と考えると行かないことが無難であろう、という答えになりました。彼女もテンションがあがらないまま「この旅は絶対ネタになる!」と自分に暗示を掛けて行くしかないのでした。今頃家族で雑魚寝してるかなあ。
ちなみにHorさん(バンコク出身)に徴兵のくじ引きはどうしたの?と聞くと、2万バーツで免除してもらった、とか。んじゃ金払えば徴兵されなくて済むんじゃん!と思ったら、イサーン出身の彼の家族には「そんなこと(つまり賄賂)したら警察に捕まる!」と言っていたそーな。そもそも2万バーツは田舎の人にとってはとんでもない大金というのもあるだろう。んー、でもバンコクと地方とではお金を払う意味合いが随分違うよーな? Gig(バンコク出身)は兵役に代わる訓練を通いで受ける(毎週日曜に2年間とか?情報曖昧だな〜)ことで免除されたと言ってたっけ。大学生とか学生をやっている男子はこーゆーのが普通なのかも。
私には今の日本には徴兵とか兵役とかないからなんだかピンとこないし、タイ人がどうやって考えているかもよくわからない、というのが正直なところです。ただ、やっぱ嫌だよなー。二十歳のタイ人男子との接点がかすかながらもあったので、そんなことを考える機会になりました。
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そして今、バンコクは暑季を迎えています。3月4月が暑さのピーク。連日気温37〜38℃。日差しが痛い・・。外に出れば一瞬で汗まみれ。あああー暑いの慣れてもこの時期はもーこりごりだなあ。

去年一年は休み休みながらもグループレッスンで集中的にタイ語の基礎を習ってきましたが、今は週に2時間のマンツーマンです。週に2時間って、普通にOLの習い事くらいの軽さだなー。実際東京で私が習っていたバレエストレッチも週1、2時間の習い事だった。行きたくなくなるほどのめんどくさもなく、飽きもこない、物足りなさも感じない私の執着心のなさにはちょうど良い。
にしても、一向に上達が見られない私のタイ語。「外国に住み始めて数カ月とか1年とか過ぎたくらいから急に聞き取れるようになって・・!」とかよく聞く語学習得の瞬間を期待してダラダラと楽しながら勉強してきましたが、その気配が全然ありません!!つくづく凡人にとって語学は自主学習と実践の繰り返しによって得られるもんだと思います。家に居る間、ひたすらTBSラジオのポッドキャストに聞き入っている私には当然訪れることないタイ語習得の瞬間。
あ〜、なんかすっかり怠けるだけの脳みそになってるなー。舌もすっかりバカになったし・・外に出歩くのも面倒くさい、以前にしんどい・・あれもこれも全てこの暑さのせいにしていまいたい。
春の鬱は常夏タイにもちゃんと訪れていますよ〜。

毎日がお土産日和

やばい、今仕事が全くありません。
東京にいてもタイにいても仕事は途切れたりいっぱい一杯だったり・・自由業は常にこの調子です。
今は学校も行ってないので、特にぽかーん。。という感じ。しかもその何もやることの無い今、追い打ちを掛けることが。
というのも、遂に!お手伝いさん(メイドさん)を雇い始めてしまいました〜。
週に2回、パートタイム(3時間程度)で部屋のお掃除しに来てくれることに。マンションのマネージャー、ヌットさんに相談したら、同じマンション内の他の部屋で働いているメイドさんを紹介してくれました。自分で掃除できないわけではないんだけど、コミュニケーションの一つとして、経験の一つとして、いいかな、と思って。
思い立ったきっかけはすごい些細な気持ちなんですが、さすがプロ、毎回毎回本当にキレイに掃除してくれて、なんとも気持ちいいわ〜!!気持ちの余裕と共に緑の植物でも置こうかしら、とか部屋で気持ちよく過ごす前向きな気分にさせてくれるので、もうすでに欠かせない存在かも。
あと「なんとなーく使ってるけど、要らないかも」と思うような服とかお皿とか「コレいる?」とメイドさんに聞くと「いる!いる!」ってほんっと嬉しそうに受け取ってくれるのが助かるし嬉しい。大学時代にポイントためてもらったミスドのお皿(そんなのを今でも余裕で使っております・・)なんて誰にもコレあげる、なんて言えない恥ずかしい代物なのに「お皿に興味ある?よかったら使う?安物だけどサ」と言うとメイドさんは「カワイイー!欲しいー!私、いつも10バーツのお皿使ってるんですよ。欲しいに決まってるじゃないですか!」というテンション高めの反応されて、要らないもんを押し付けてるかも、という私の懸念は皆無なのである。「モノを捨てる前に私に聞いてくださいね!」と念まで押され、物を増やすのが嫌いな私にはメイドさんはベストマッチング!
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それにしてもタイ人はちょっとしたプレゼントをしたりされたりするのが好きなようです。
アジェーは毎回毎回果物やお菓子を袋に詰めて会うとすぐに手渡してくる。まるで手ぶらで人に会うのが悪いかのように毎回だ。Horさんによるとデパートに行ったアジェーは「コレちなっちゃんに似合うかしら?喜んでくれるかしら?」と私に何かプレゼントしたそうに服売り場を見ていたとか。「ちなっちゃんは物もらうのあんまり好きじゃないんだよ、って言っておいたからね」とフォローをいれるHorさん(←私と仲良くなり始めたころ、こーゆー件でちょっとケンカしたことがあるんで)。
Gigくんはお母さんの田舎(イサーン=タイの東北地方)に帰るたびに地元のお菓子をHorさんと私に。この前会ったときは、いきなりのTシャツのプレゼント。え!どうしたの?どこ行って来たの?と思いがけないプレゼントに驚いて聞くと「チャトチャック(ウイークエンドマーケット)に行って来た」とのこと。なんだ、、バンコクの、しかもGigくんちの近くじゃないか。なぜまた近所のチャトチャックへ行ってTシャツのお土産なの?と問う私に「エヘヘ、ここのTシャツ屋さんの女の子がカワイイんです!」とのこと。自分へ2枚、私とHorさんに1枚ずつ、合計4枚のTシャツを買ったGigくんはそのカワイイ店員さんの印象に残ってもらえただろうか? その恋が実れば私もこのTシャツももらいがいがあるってもんだわ。 一方、Horさんは「どうしよう、またお土産もらっちゃった。ボクGigにお土産全然あげてないのに。もらってばかりで気ぃ使うよ〜。この前ちなっちゃんにあげたお土産のお菓子もさ、賞味期限が短いからGigに渡せなかったしー・・(以下いろいろ気を使うという言い訳ブツブツ続く)」といつもこの調子。タイ人もお返しの心遣いは強いのかしらね。
そんで、そのHorさんはパタヤから戻って来て私にお土産と言ってくれたのはハンモック・・! おーーい!これどうやって使えってんだよ!! うちにはハンモックを掛けられるような木も柱もないし、壁に穴空けるわかにもいかない賃貸生活だってーのに!! 
その日、私の友人Rさんも急遽会うことなり、Rさんへのハンモックを買ってこなかったことを激しく後悔しているHorさん。。いやいや、ハンモックはさすがにRさんも要らないでしょう。というかホント、どうしたらいいんですか、コレ!

バンコクの舌

ええっと、今日は何を書こう・・なんだか最近は忙しくないけど書きとめておきたいことがちょこちょこある。
この前の日曜日はパタヤから戻ってきたHorさんと、Gigくん、Horさんの日本語クラスのクラスメイトミーさん(ミーはタイ語でクマなので、クマちゃんって感じ?)、Gigくんの日本語専門学校時代の後輩ワンさん(日本留学から戻って来たばかりの日本語ペラペラ女子)とにぎやかな再会の日となりました。
ワンさんとは初めて会ったんだけど、その無愛想な感じ、その口調キツめのつっけんどんな返し、メガネと髪の長さといい「ちなっちゃんに似てるよね!」と言われたけど、本人である私もまんざら否定もできない似た感じを醸し出す25歳。
しかし、私と大きく違うところ、彼女はいわゆるオタク系。日本のアニメと漫画、ライトノベル(日本語で読めちゃう!)を好み、今となっては彼女の日本語勉強教材というよりはすっかり趣味になっている模様。
漫画が大好きな人って自分で擬音を表現する人が多くないですか? たとえばがショックを受けた時の「ガーン!」とかはみんな普通に言うけど、人を叩く振りをするときの「ペシ!ペシ!」とか口に出していうアレ。日本人だけなのかなーと思ってたけど、ワンさんはGigくんとじゃれ合う(?)ときに叩く振りをしながら「バシバシ!」と口で擬音を言うんだよね。漫画好きじゃなくても使うのかなあ、、私はあまりこーゆう表現を自分で使わないのですっごく気になるんですが。「わー、漫画好きの人特有のアレだー」とか思ってしまいます。やっぱオタク系って世界共通で擬音を自分で口にだしちゃう癖とかあるのかなあ。
そんで、そのワンさんに質問されたこと。漫画の中の表現だったようですが、「自分の年齢と彼女いない歴が同じ男性のことをなんて言うんでしたっけ?」と言われたんですが・・そんな日本語あるか?「童貞としか思いつかないんだけど。。」と言ったけど「ちがーう!」とのこと。その漫画家さん特有の表現だったのでは、としか答えられなかった。知っている人がいれば教えてください。
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話は変わって、食べ物の話。バンコクに住んで1年とちょっと。自分の舌がバンコクっぽくなってきたように感じます。来たばかりのころ「ここのイタリアン、美味しいんだよ」と連れて行ってもらったレストランでも「このイタリアンが美味しいだと!?こんなレベルで美味しいとか言っちゃうなんて悲しすぎる!!何年ここにいてもこれを美味いと思う舌にはなりたくないもんだぜ!」と思っていたレストランが今では「マジ美味しい!!好き!!」と本気で思っているあたり・・私の恵比寿で培ってきたおハイソな舌はすっかりバンコク舌に変化を遂げてしまっているようです。
(話は逸れますが、タイ語でもハイソーのことは「ハイソー(金もち〜♪)」と日本語と同じ。んでもって、その反対は「ローソー(貧乏)」と言うのです。ローはもちろんhighの反対のlowです。)
話を戻しまして、回転タイスキ店、シャブシ。食材の品質もあんまり良くないし、美味しさも別に・・衛生面までなんだかいろいろ気になって「もう2度と食べには行かないわね。。今回は物見遊山としていい経験になったワ」と内心思っていたここでさえも、Horさんに誘われ断れず何度か食べているうちに今では「アリだな、コレ」という心境に変わってタイ人友人たちが集えば行く定番ランチになってきている。アジェーが大好きなMK(タイスキチェーン店)もHorさんが「もう飽きるよ・・」というほど食べに連れてってもらっているけど「野菜がたくさん食べられて美味しいし、また行こう!」というほどタイスキに前向きな身体に。
どうしたんだ、私!!
わかりやすいのはココナツミルク系のお菓子が大の苦手だった私が、今では自ら食後のデザートに餅米にたっぷりココナツミルクがかかったデザートを注文しているということ。
そのうち屋台の虫の佃煮とかも美味しいとか言うようになるのだろうか・・いや、バンコク人の友人は「虫は食べない!」と言っているので、そこまでは・・とは思っているけど。

年末の市場

今回の日記、本当は13日に一度書いたんですが、書き終わるころにブラウザが落ちてしまい、書いた日記は全て消えちゃった・・あ〜すっかりテンション落ちてしまいました。
でも絵は書いたので思い出しながら書きます。
そういえば、前回の日記で駐妻にあまり会ってない、ようなことを書きましたが、改めて思えば今年に入って2回しか駐妻と会ってない・・これはちょっとヤバい。駐妻さんが書いているブログを読むと(直の接触ができないくせにブログは覗くネクラな趣味はあるんですわ、私)毎日毎日習い事(ゴルフ、語学、料理、と多種多様な習い事を掛け持ちが当たり前)にでかけて、奥さん友達とランチして情報交換してる生活がつづられていて、つくづく羨ましい、てか私、何やってんだろ?と思うことも。もう少し人と接触しないと・・と焦りを感じます。仕事が一段落してフと我に返った今週です。都会って自分から頑張らないとコニュニケーションとれないのよね・・悲しいわ。

さて、気を取り直して、先週末のこと。
14日の日曜は中国正月でした。前々日の金曜日は何故かHorさんがパタヤから戻って来て「アジェーと一緒にMK(タイスキ)行かない?」とのことなので、行ってきました。
「この後クロントゥーイ市場にお遣いしに行くんだけど、、、汚いからちなっちゃんにはお薦めできないけど、行く?」とのお誘いもあり、良い機会とばかりに夜のローカルな市場に行ってきました。
Horさんちに寄ると親戚とか来ていて、食材がいつもより多く積まれ、神棚の周りもにぎやか。
中国正月って日本で言うお盆みたいな風習なんだとか。親戚が集まって、ご先祖様にお供えして、みんなでお祈りする。んで、アジェーが見せてくれたのがお供え物の一つに透明フィルムで中が見える紙の箱。その中には金の延べ棒、ネックレス、携帯・・など貴金属と高級品と言われる物のおもちゃが。いかにも女の子が喜びそうなおままごとセット・・これお供えしてどうすんのさ?「ご先祖様が天国でお金に困らないように」なんだって。んじゃ何?この携帯も天国で使うわけ?「使えるよ!!」とアジェー。どこまで本気で言ってるかわかんないんだけど・・タイ人の考える死後の世界って単純ー!つか楽しそうだね。おもちゃをお供えして天国では使えちゃうんなんて、子供銀行の世界じゃん。そういえば、お札を模したおもちゃのお札(お金の単位も描かれたイラストも大きさも様々で種類が豊富でカラフル!)もお供えするために売られてるんです。市場に行ったときHorさんがおもちゃお札の売り物の山を前にして「どの札がいいかなー、やっぱりドルかな?ドルがいいよね!」なんて選んでいたけど、こんなに偽札を供えられてあの世の秩序はどうなってんだ、、と少し心配になっちゃうよ。
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さて、夜の市場は正月が近い週末とあって、いつもよりにぎやか。言うなれば年の瀬の上野アメ横みたいな感じなんでしょう。夜更け近いというのに豚の解体を始めたり、カノムフーと呼ばれる中国正月ならではのお菓子も夜通し生産中。Horさんの買い物リストは鶏肉6キロ、豚肉5キロ、ションプー20個・・とかその種類も量もガッツリ。カノムフーは私への手みやげ用に5個を足して、全部で75個(20個+20個+30個+5個)と段ボールと袋に入れるように指示して詰めてもらう。となるといよいよ買ったものを持ち歩きながら買い物はできないので「おばあちゃん(カノムフーのカゴに紙を詰めてる)と話しながらココで待ってて!」てなもんで、タイ語が未熟な日本人を勝手に任せられても、なおばあちゃんの仕事を邪魔しないように隣で荷物番係をする私。
気持ちいいほどの量の物を買い込んで、そのままトゥクトゥクに積んで、お遣い先のHorさんのボス(社長)の家まで送り届けたのは23時過ぎ。私は別になにを手伝ったわけじゃないんだけど、活気と荷物の量でクタクタになった初めての夜の市場でした。
ちなみに値段が交渉制のトゥクトゥクは正月の稼ぎ時と言わんばかりの値段(市場からソイ11まで100B)を80Bに値切って送ってもらいました。観光以外で使うのは初めてだったけど、こう考える観光客もタイ人も値段はあまり変わらないかも。むしろ正月気分のタイ人の方が払いっぷりがいいかもね。
ちなみにHorさんは翌朝またパタヤへ戻ったみたい。
早く戻って来ないかな〜。そろそろ私も暇だわ。

旅する女は美しい!?

このタイトル、DomaniやFRaUみたいな婦人誌で使い古されてそうなフレーズですが・・
改めて思う!バンコクに旅しにくる女性の美しく若いこと!
ここに暮し始める前に持っていた駐妻のイメージは「美しい人妻」と勝手に想像していたのですが・・実際来てみると意外とみなさんフツーじゃん。。もちろんお美しい人もいるんでしょうが、全体的になんか薄ーい!という印象です。(美人であっても印象に残らないってそれって意味ないよなー)

なぜか私は駐妻よりも日本から来る日本人旅行者と会う機会のほうが多いような気がする今日この頃。
バンコクに暮らす日本人の中には1年中ひっきりなしに日本から知り合いが訪れ、観光アテンドに忙しくしている人も少なくありません。しかし、私はなぜか友人が日本から全然来ない。というわけで私が会うのはバンコクでの友達の日本から来たお友達、というわけになります。つまり友達の友達だ。
友達とともに日本からのお客様をアテンド(というより私は観光客として遊んでもらっている)する機会も今までに何度かあり、ここぞとばかりに観光に便乗するのであります。
が、私の友達っていうのがHorさんだったりするので・・Horさんの日本人友と酒飲みアテンドというのもあったり。
この前は、今パタヤで働いているHorさんから「今度ノリさん(Horさんの日本人友)がバンコクに来るっていうんだけど、ボクはパタヤにいるから会えないんだ、ちなっちゃん、代わりに会ってくれない?」なんていうお願いも簡単に引き受けちゃう暇人、私。
日本人観光客と言っても毎年2〜3回バンコクに来る人も多いので、「あ、どもまた会いましたね」なんて日本にいる家族よりも簡単に会えるんです。別れ際も「んじゃつぎGWに〜」なんて下手すりゃ東京に暮しながら都内の友達と会うより定期的に会う人になってたりします。
そーゆー中には稀に女性旅行者もちらほら。で、タイトルに戻りますが、そーゆー人達が本当にエネルギッシュで美しいのだ! 女40代、子供旦那は日本に置いて自由気ままな旅。それだけでも充分魅力に溢れた人柄を想像させます。でもみなさん、見た目が・・実にお若いのなんのって・・その秘訣は一体ナニ!? 「ピル飲んでると肌がキレイになるの。ホラ、女性ホルモン的に〜・・ウフフ♪」ときたもんで、きっと素敵な恋愛もされてるのでしょーなー。タイではピルも破格の値段で売られてるので、ここで買いだめする人も多そうです。
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んで、先日、日本から来たお客様とパタヤへ〜〜〜。
女4人でタクシーもスピードボートもチャーターよ! 夜はもちろんゴーゴーストリートへ!!
仕事を早引きして合流したHorさんに「男が好きな振りすんのよ!!」と念を押してゴーゴーボーイへ入ったが、意外や意外、男性(ゲイ)の客が大半だったよ・・そんな白人の街、パタヤであります。Horさんはもちろん初ゴーゴーボーイ。「みんなイサーン(東北地方)出身だ・・」氷を使うショーを見て「冷たそ・・」と実況中継くらいの感想しかなくテンションだだ下がりでした。そりゃそうだよな。。
その後は気を取り直してゴーゴーガールへー。私たちが入ったところ、すごく良かったです!ショーが素晴らしく楽しめるこのお店は女性客も安心な雰囲気で、盛り上がってました。Horさんも「バンコクより女の子がキレイ!!」とのことなので、バンコクから車で2時間、パタヤのゴーゴーお薦めします。 

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